(株)南千葉グリーンファーム 農地復活ドキュメント(千葉県市原市金剛地305 地目:農地)

畑を放置していると様々な雑草や木々が生えては枯れ、を繰り返し地面が見えなくなります

やがて生命力の強い竹が繁殖してゆき、畑の土の中は竹の根でいっぱいになります

昔は農作業に通うための通路(赤道といいます)だった場所も歩けるような状態ではなくなります

売れなくなったまま放置された杉は、溝腐病(みぞくされびょう)などにかかり、いつ倒壊するかわからない危険な木になっています

何年も何十年も立ち入らなかった農地に人が入れないほど生い茂った薮を重機で切り開いてゆきます

草刈機で雑草や小竹を伐採し重機で根を掘り起こすことで、農作物を植えられる土に戻します

せっかく自然育成した木をきってしまうのは名残惜しいですが、市役所から林地伐採許可を受けたうえで処分します

伐採した雑草や蔦や木を集めて積み上げると、ようやく平らな地面が現れます。

元々は芳醇な養分を含んだ土も様々な雑草や木の自然育成で貧しい土になってしまっているので、堆肥を持ち込みます

雑草や小竹の根を残すと農作物の育成が妨げられるので、抜根して土に帰す根と堆肥を混ぜながら深めに埋めて行きます

堆肥と土が混ざり合い「農地復活!」かと思いきや、地面は凸凹だしダマになった土がゴロゴロ、堆肥も行き渡っていません

ユンボ(土を掘り起こす重機)と入れ替えにブルドーザーを導入し、堆肥を押し広げながら地ならししてゆきます

ここでようやく農機が登場し、サーキットスタッフで農業高校出身のトトロがトラクターで農地の仕上げを行ないます

は種機(種まき機)を付けた大きめのトラクターで、グリーンファーム牧場で育成している乳牛の食料となる牧草の種をまきます