交通事故に遭遇しないのは果たして運だけなのでしょうか?




わたしの交通事故歴

 冒頭で申し上げましたとおり、わたしがクルマを運転してきた分量はかなりのものです。 それだけの時間と距離を走ってくれば、危険に遭遇することは数知れず。 普通に考えれば多くの事故を体験していてもおかしくないでしょう。 ところがわたしは一般公道はもちろん、サーキットでも事故(サーキットの場合はクラッシュですね)が極めて少ないのです。 それも事故に遭遇したのは、1日あたりの走行距離も時間も少なかった頃、 免許証を取って数年のあいだに集中します。

17歳
400ccの自動二輪車で乗用車と正面衝突するも、同乗者を含めて奇跡的に無傷、二輪車はほぼ全損
18歳
東名高速で軽自動車を運転中、急ハンドルを切ったため他車と接触して横転するが同乗者無傷。本人軽傷
21歳
都内環状8号線を普通乗用車で走行中、突如Uターンしてきた対向車と衝突、物損のみで怪我人はなし
23歳
都内目白通りでレンタカー(乗用車)回送中に居眠り運転のため普通トラックに追突するが、怪我人なし
26歳
埼玉県の山奥でドリフト練習中にリヤタイヤを歩道の段差にぶつけるが、リヤのアライメント修正で済む
33歳
都内目黒通りを走行中、いきなり飛び出してきた自転車と接触するが、運転者過失ゼロで免許の減点もなし
ところで今は何歳なのでしょう?



つづきを読んでみませんか?

 実は今日のドライビングテクニックや一般公道におけるノウハウを身に付けた場所は、 サーキットやクローズドコースだけではありません。当HPの手記にも書いているのですが、 19〜23歳までの数年間は、週に3日のペースでオートバイか乗用車で峠のワインディングロードに通っていました。 10代後半に2輪と4輪で僅かなサーキットレース経験はありましたが、 4輪でサーキットを本格的に走りはじめたのは25歳からの事です。おもに走っていたのは、 奥多摩有料道路、箱根椿ライン&国道1号線、首都高速道路です。 それ以外には深夜の広い駐車場でドリフトの基本となるパイロン8の字ターンの練習をしていました。 たまたま運よく大きな事故に遭遇せずに済んだのかもしれません。でも、それだけの理由でしょうか?
 運良く事故に会わなかったというレベルの走行時間と距離、走り方ではありません。 最近は少々減りましたが、今日でも同じようなペースで走り続けているのです。 あまり露骨には書けませんが、今まで街乗りで愛用してきたクルマで速度リミッター (180km/hで作動するもので、そこまで速度の出ないクルマは別ですが)を解除しなかった事はありません。 早い話が、かなりの飛ばし屋です。表向きに出せない記録も数多く持っています。 なぜこれほどまで事故に遭遇せずに済んでいるのでしょう?
 理由があります。 一般的にはスピードを出すほどに事故を起こす可能性が高いことは間違いありません。 でもわたしはかなりスピードを出す方ですし、ひとりでの長距離ドライブは日常的です。 いかがでしょう、半信半疑かもしれませんが続きを読んでみませんか? 特殊な装備を施したクルマである必要は何もありません。トラックでも商用軽自動車でも同じです。 特別なドライビングテクニックは必要のないことです。誰にでも出来る事ばかり。 ところが安全運転教室では聞いたことのない話なのです。
 なぜなら、 わたしほど様々なクルマで数多く走っている講師さんは、 自動車安全運転学校には、いらっしゃらないのではないでしょうか? 




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