車楽人アソシエーション について



昨今に「サーキットを走ろう」などと考える皆様は、度を越えたクルマ好きやドライブ好きなのでしょう。多くの方は「クルマを自在に操りたい」「他を我慢したって走りたい」のだと思います。フルノーマルのクルマでも、サーキットではタイヤやブレーキパッドを多く消耗しますし、参加費用は間違っても安いなんて言えません。
そんな中でも、車楽人アソシエーションの主催するサーキット走行会の参加費用が比較的安い事には理由があります。活動の基本が21年間続けてきたサークル活動であり、物見遊山的な方よりも走り続ける方(リピーター)を対象にしているためです。最低でも1年間は付き合って頂こうという基本がありますから、年会費制が成り立ち、開催内容に責任が取れるのです。
ジムカーナ練習会から派生したドリフトスクールも15年目。サーキットビギナースクールからはじめた数多くのドライバーをメジャーなモータースポーツ業界に輩出してきました。ドライビングのスキルアップとマインドは交通事故を未然に防ぐための社会貢献を積み上げてきました。
20年前に生まれた方が運転免許証を取って運転に慣れるまでの長い人生に等しい、長い期間に渡ってサーキット走行会を続けてくれば、無駄な時間や無駄な費用を使うことなく、しかも安全で楽しいサーキット走行会ノウハウは完成されるものです。車楽人アソシエーションの維持運営費用は皆様に負担いただく年会費から捻出されるため、イベントごとの収支が赤字でも年間でバランスがとれれば良い訳です。
こうして書いてみれば簡単ですが、21年前にはローリング族やルーレット族なんて言葉はなく、ワインディングにもハイウェイにも「走り屋」は稀でした。ましてや「サーキット走ろう」と考える方を集める事など雲を掴むような話でしたし、関東のサーキットは筑波サーキット(現TC2000)と富士スピードウェイだけの頃です。赤字が当たり前でしたから苦労は絶えず、ステッカーやTシャツを販売した収益で何とか収支バランスを取るよう努力したものです。それでも今日までサークルを続けて来れたのは、モータースポーツサークルWARPのメンバーの情熱に支えられて来たからです。ひとりでも多く方にサーキットドライビングの醍醐味を知っていただければと願います。

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車楽人アソシエーションの成り立ち