クルマの来ない横断歩道で子供が赤信号待ちしています。あなたならどうしますか?


アクセスありがとうございます。車楽人アソシエーション元主宰(現主宰は、佐藤 謙)、モータージャーナリスト&レーシングドライバーのdorakinこと青砥浩史と申します。少々面倒そうな事を書きますが、大切な事ですから読んで考えてみて下さい。

はじめてサーキットに来た方は、走行会主催者に教わったことを正しいルールだと思い込むでしょう。「クルマが来なければ信号が赤でも渡って構わない」と教われば赤でも渡ってしまうのです。私達は子供と一緒にクルマの来ない横断歩道で赤信号を待つクラブです。

サーキットを走って楽しいのは、大切なクルマを壊すような事がなく、自らのイメージした通りにクルマをコントロールできる爽快さが前提になると思います。「楽しくてアットホ−ムな雰囲気」とか「誰でも気軽に参加して下さい」と呼び掛けるだけでは足りません。
運転免許証を持っていないオバちゃんのチャリンコの恐さを知ってますね? 彼女達は気軽に楽しく、アットホームエリアでチャリンコに乗っています。

車楽人イベントが堅苦しいとか、敷居が高いような事は全くないのですが、ドライバ−ズミーティングは少々長いです。気軽で楽しいのは、安全な環境が前提にあります。そのためには参加ドライバー相互の顔が見えていた方が安心で、仲間としての思いやりが少しでも持てれば理想ですね。誰でも最初はビギナーですし、ノーマルでも速いクルマもあれば、チューニングしてもフツーくらいのクルマもあるのですから。

はじめてドライビング(スポーツの意志を持った運転)の門戸を叩かれた方にとって、走行会の中味を知る方法は雑誌の記事や知人からの紹介くらいしかありません。紹介されるイベント内容の良し悪しの判断や価値観には個人差があるために、参加される方自身が判断するための材料も必要だと思います。

車楽人アソシエーション(モータースポーツクラブWARP)には、23年間培ってきたイベント運営・開催ノウハウと明確な開催コンセプトがあります。無駄なく手際よく限られた走行時間を有効に使います。
特にドライビングスクールにおいては、担当講師が運転技術を持ち合わせる事はもちろん、同時にドライバー指導力と物理的解析力が求められますから、レーシングドライバーやドリフトの達人なら誰でも講師が務まると考えるのは早計すぎるでしょう。御自身の体験を通して本物を見極めて頂けましたら幸いです。


ドライビングを志すうえで大切なのはドライバーとして明確な目的を持つ事であり、当団体はグリップとドリフトを別とは考えず包括的に捉えている事は御理解いただけるでしょう。自身の安全を守るためには自身の技術と精神を磨かねばなりません。私どもは、そのお手伝いをさせて頂くのです。クルマが速いとか遅いとか、ノーマルカーだとかチューニングカーだとか、ビギナーとかベテランとか、そういった分け方ではなく同じ志を持った方々に集まって頂けるように車楽人アソシエーションはメンバー制を推進しているのです。