フルーツトマト 茂原市・市原市名産

サーキットがあったから出来た農業

 普通ならシロウトがいきなり農業生産法人を立ち上げても事業として成立するワケありません。私たちの農業は南千葉サーキットの順調な成長に支えられて継続してきました。南千葉サーキットはドリフト走行を中心とした営業でしたので、サーキットの成長に伴って騒音問題が発生しました。ちょうど東日本大震災の頃から住民運動の衣を被った運動家が活動するようになり様々な風雪の流布が行われましたが、サーキット走行音を不快に感じる方が居ることは事実でしたので、会社として出来うる限りの音量低減策を打ってきました。農場の造成を行うたびに「サーキット拡張」と言う風説の流布が行われたため工事は遅れに遅れてました。

さらなる自然の猛威で倒産寸前に

 2014年に千葉市で積雪33センチ、48年間で最多の積雪量と言う事態が起きました。しかし、市原市と茂原市の市境山頂にあるグリーンファームにおける積雪は50センチを上回っていたのです。雪で周辺道路は閉鎖となり、降雪の2日後に農場にたどり着くと、そこには積雪の重さで倒壊したトマトハウスが待っていました。
 今日、皆様にお届けしているフルーツトマトが栽培出来ているのは、国・千葉県・市原市の再建助成事業に認定され、窓口となってくださった市原・茂原市役所の皆様、近隣の皆様、組合の皆様、そして多くのトマトファンの方々に御支援を頂いた結果です。そして何よりサーキットの存在によりスタッフ全員の雇用が守られたことによるのです。

今度はイノシシ。。。

 多くの苦難を乗り越えてフルーツトマトが安定供給できるようになり、当初からの目標である非耕作だった畑の再生がようやく実を結び、初めてのサツマイモ栽培にチャレンジしました。ところが、ようやく根がイモになり始めた畑にイノシシ登場。またたく間に小さなサツマイモは食い荒らされてしまいました。しかし、もうこの程度ではメゲません。
今年は、さらに15,000㎡まで拡大した畑と農業修行を終えて帰ってきたスタッフ、千葉県農業大学校新卒でやってくる新しいスタッフにより、我が農場は新たなフェーズに突入するのです。

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