RX−7
臨時考察
RX−7ドライビング


 一昨日、栃木県の日光サーキットでRX−7ミーティングが行なわれ、お手伝いに行って来ました(RX−7ドライビングのセンセーを担当します)。RX−7ミーティングはロータリージャパン、ニフティFカー、RX−7クラブの3クラブ共同主催のイベントで、毎回たくさんのスポーツドライビング派RX−7オーナー達が集まります。遠路広島から参加する方もいますし、毎回必ず大阪からやてくる方々もいます。とてもいいイベントですから、次回11月24日には是非皆さんも参加を御検討ください。
 さて本題ですが、多くのセブンオーナーの方が一同に会しますから、私は1日で数多くのRX−7(FCとFD)をドライブし、また多くのオーナーのドライビングを間近に見ることになります。フルノーマルからチューニング車まで、200馬力から450馬力くらいまで様々なセブンがあるわけですが、それぞれにオーナーの主張とか都合? とかあって、改めてRX−7の楽しさを実感したりします。きっちりセットアップされたクルマもあれば、スペシャルパーツが宝の持ち腐れになっていたりする場合もありますけど、生粋のスポーツカーであるRX−7はサーキットを走ってみる事でドライビングの奥深さを改めて堪能させてくれるクルマです。ドライバーも様々で巧みにスライドコントロールを行なう器用なドライバーから、ビギナーでエンジンパワーを使い切れないドライバーまで様々ですが、最も気になったのはブレーキングです。抜群の前後重量配分(とくにFDですが)で、ブレーキングやアクセルコントロールによって前後荷重を自在に操ることが出来るクルマであるだけに、ドライバーのコントロールレベルがハッキリと出ます。ブレーキングの強弱とアクセルコントロールの繊細さがセブンの性能を生かす要となります。今回ドライビングしたクルマの中ではテインとPCRを装着したクルマが、セブンの特性を生かしたセッティングを施されていたように思います。もちろん全メーカー揃っているわけでもないですし、製品の新旧もありますから参考程度に考えてください。次回のRX−7ミーティングや車楽人アソシエーションのドラテクスクールでは、今後セブンオーナーに対してブレーキングドリフトを徹底して教えたいなぁ、と思った次第です。

連載その10につづく
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