RX−7改めRX−8
    
東京モーターショー2001
チョットのぞき見
 一昨日の10月24日より第35回東京モーターショーがスタートしました。24〜25日は報道関係者招待日、26日は特別招待日、27日〜11月7日までが一般公開日となっています。その他いっぱいの情報は、これから次々と発売予定の雑誌を御覧下さい(立場がありますのでスミマセン)。こちらのページではさら〜っとマツダブースに展示されるRX−7の次期モデルであるRX−8を御覧いただきましょう。多くの方々が既に御存じのとおり、RX−8は99年の第34回東京モーターショーにコンセプトカーとして出品されたRX−EVOLVが商品化に向けて開発され、今年1月のデトロイトショーにおいて発表されたモデルです。今回は参考出品車としての出展ですが、RX−7の後継モデルとしてのデビューはカウントダウンに入ったと言っても差し支えないでしょう。RX−7から8への進化におけるポイントは4シータ−化とノーマルアスピレーションの新世代REである「RENESIS」。スタイリングについては、既に多くのREファンに定着した事と思いますが、眺め回してみると、そのリヤビューからS2000を連想するのは私だけでしょうか? しかも自然吸気エンジン250馬力。ハードトップ&4シータ−は新たなアドバンテージですが・・・
 今後注目すべき点は4シータ−化による重量増がどの程度か? 280馬力から250馬力へのパワーダウンを考えると、ライバル車を凌駕するための必要条件は、1200kg未満に収まってくれる事でしょう。
  
 さっそく今回のモーターショーにおいて、国内メーカーから出展されているライバルスポーツカーをチェック(単に自分がRX−8を購入する際に競合が考えられるクルマ)してみました。今までRX−7からの浮気を考えられる車種はNSXだけだったのですが、今回の出展車の中からZが浮上してきました。価格的にもRX−8と競合しそうですから、2車からの選択に迷うユーザーの存在は充分考えられます。スポーツカーを選ぶユーザーの多くは4シータ−である事を付加価値として考える程度(基本的に1人でドライビングする事を前提に考えるので)ですから、この2車をライバルと考えた場合には、絶対動力性能/スタイリングとスポーツカーとしての乗り味が全てでしょう。

連載その13につづく
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