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RX−7 |
![]() 「今度こそ近いうちに続きを書くので、読者の皆さん RaTech Web の定期的なチェックをヨロシクね」な〜んて言いながら、再び長らくお待たせしました。御存知の方は多いかと思いますが、その間たいへんなことが多々怒りまして、いえいえ起こりまして、右の写真は私が5年間に渡ってサーキットライフを一緒に過ごしてきたセブンの遺影となってしまったのです。イエ〜イ!・・・ではなく、しくしく・・・。 というワケでRaTechのRX−7ページは最終回・・・とはならず、しぶとく続くのであります。えっ何ゆえに全損したか? 簡単に申しますと、シビックという名の爆弾が右リヤフェンダーに投下されたようで、そのまま谷底に落ちてしまったのであります。2ヶ月程まえに別の場所でも強調しましたが、私は真直ぐ走っていたに過ぎません。私が大切なセブンを簡単に壊したり、クラッシュさせる筈ないですよ。という事で、題材が手元になくなってしまった訳ですが、マツダさんはじめ多くの方々の御協力をお願いしつつ、この連載は続くのであります。皆さま、今後ともごひいきに。 |
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アライメントの続き では前回書き残した図です。連載11の図を真上から見てみましょう。 長さA=a/長さB=bです。これでお解りいただけたでしょう。車高を下げてタイロッドに上半角が付けば、タイヤのナックル部分(タイロッドがタイヤ側に連結されているところ)からステアリングラックまでの水平距離が短くなるためにトー角がイン、つまりトーインが付くわけです。意外に簡単でしたね。ところがRX−7のアライメントには、この先があるのです。ロアアームのボディ側取り付け部が偏心(ボルトが○ではなくカムになっていて、つまり中心が偏っている)ボルトになっていて、ナットを緩めてボルト側を回すとロアアームの長さが変わるようになっているのです。ロアアームの長さが変わるということはキャンバー角が変わるということです。RX−7のフロントサスペンション形式はダブルウィッシュボーンなので車高変化に伴うキャンバー変化は比較的小さいのですが、それでも全く変化がない訳ではないので調整機能があるのです。先に結論を書いてしまうと、キャンバー調整を行なう事によって同時にトー変化が起こるため、車高の変化によるトー変化に加えて、キャンバー調整によってもトー変化が起こる事が、RX−7のアライメント調整を非常に複雑にしています。これまた図を書いて説明しなければ難しいので次回に持ち越しですね。 |
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